4月1日から新年度です。宮城県内の官公庁や企業では新しい職員を迎える式典が行われました。
県庁では、村井知事から新たに採用された職員に辞令が手渡されました。村井知事は職員に対し、「子育て支援やDX・デジタルトランスフォーメーションの推進には若い人の力が必要」と激励しました。
職員(22)
「心がぴしっとなるというか、しっかりやろうという気持ちになった」
職員(22)
「自分なりに精いっぱい頑張って、他の職員の先輩方に一生懸命ついていきたいと思う」
仙台市の郡市長は新型コロナウイルスの感染対策のため、事前に収録した訓示を動画で配信しました。
仙台市 郡 市長
「この仙台をもっと良いまちにして、次の世代に引き継いでいきたい」
また4月1日は、多くの民間企業でも入社式が行われた。青葉区の東北電力本店で開催された入社式には新入社員243人が出席。式では今年も去年に続き、感染対策として新入社員1人1人の氏名の読み上げは行われませんでした。
東北電力ネットワーク新潟電力センター送電課配属 鈴木真織さん
「私は女性では珍しく送電部門に配属。何事にも果敢に挑戦をして、あとに続く女性の後輩たちが生き生きできる環境を整えていけるよう努める」
東日本大震災で被災した企業でも。気仙沼市に本社を置く、水産業や観光業などを展開する「阿部長商店」は、震災による津波で水産加工工場などが被災しましたが、5年前に再建を果たしました。
新入社員
「挑戦を恐れず、仲間と支えあいながら努力していく」
「阿部長商店」では震災の教訓を継承するため、新入社員研修で震災遺構の見学などを予定しています。
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