未来のタカラジェンヌを育てる兵庫県の宝塚音楽学校に、この春、岡山市の中学校を卒業した少女が合格しました。
母親は元タカラジェンヌ…岡山から母の背中を追う少女の思いを取材しました。
(山本ゆりさん)
「番号見つけた瞬間にわーっとなってしまって、夢の宝塚に合格出来てとてもうれしかったです」
宝塚音楽学校に合格したのは15歳の山本ゆりさんです。
合格者40人、競争率17.3倍の狭き門を突破し、この春からタカラジェンヌへの第一歩を踏み出します。
(山本ゆりさん)
「小学5年生の時に初めて宝塚を観劇して、この世にはないというくらいのキラキラした世界に圧倒されて、私もあの舞台に立ちたいと思いました」
山本さんは、幼い頃からバレエやジャズダンスの練習に励んできました。
実は母親は元タカラジェンヌの天希かおりさんです。
(山本ゆりさん)
「(母の当時の映像を見て)違う人に見えました。ライトを浴びて輝いているように見えて、私も舞台に立ちたいと思いました。圧倒的な歌唱力と圧倒的なダンス力をもった魅力的な男役になりたいです」
2代続けて掴み取った夢の舞台への切符。山本さんは、今後寮生活を送りながら厳しいレッスンに励み2年後の初舞台を目指します。
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