きのう夜、東京でも震度5強を観測する大きな地震がありました。この地震で影響が目立ったのは、高層ビルで止まってしまったエレベーターの問題でした。
 突如、都心も大きな揺れに見舞われたのはきのうの午後8時24分ごろのことでした。小笠原諸島の西方沖を震源とする地震が発生し、母島で震度5強、都内の広い範囲で震度4を観測しました。地震の規模はマグニチュード8.1と推定されています。TOKYO MXの取材に対し、小笠原村役場の担当者は「2回にわたって揺れがあり、結構横に揺れた。たまにある地震より強く感じた」と話しました。
 一時、交通機関にも乱れが出て、JRは足止めされた乗客のために、新幹線の車両を“列車ホテル”として開放しました。また、総務省消防庁によりますと、全国で10人以上がけがをしたということです。
 今回、都内で影響が目立ったのが、高層ビルに備え付けてあるエレベーターです。港区にある六本木ヒルズでは高層階を結ぶエレベーターが止まり、下に降りられず足止めされた客が床に座り込む姿もありました。エレベーターは2時間以上たってから動き出したということです。お客は「52階にいた。最初、ガガガガと来た感じで、1回収まったがもう1回ガーンと揺れがあった」「とりあえず下まで降りられたので、ほっと一息」などと話していました。
 今回の地震について、気象庁は余震の可能性は低いとみていますが、揺れが強かった地域では土砂災害に注意するよう呼び掛けています。

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