富士川から東の東京電力管内に3月21日から出ていた「電力需給ひっ迫警報」は3月23日の午前11時に解除されました。停電の恐れがあった22日の夜は、県内でも「節電」と「停電への備え」が行われました。
河津町の爬虫類専門動物園iZooでも節電に取り組みました。エアコンの設定温度は通常30℃ですが、22日は大型の動物は26℃に、小型の動物は28℃に下げました。夜の停電に備え、準備もしました。
<体感型動物園iZoo 白輪剛史園長>「これですね。大型のストーブを備蓄してあって、万が一の停電で気温が低下するときに、これを使えるようには置いてあります。もしかしたら突然真っ暗になる可能性があったので、照明器具の準備とストーブの準備と灯油の準備をして待っていましたが、なくて本当にほっとしました」
園では15台の大型のストーブを用意し、停電で気温が下がり、動物たちが体調不良にならないように気を付けていました。
<体感型動物園iZoo 白輪剛史園長>「多くの爬虫類が熱帯地方の生き物なので、この季節必ず暖房が必要なんですね。電気が必要不可欠なのなので、なくなってしまうと本当に困ってしまいます。電気は生き物が生きていくために必要不可欠なものなので、安定していただきたいと思います」
#オレンジ6 #おれんじ 3月23日放送
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