東日本大震災で津波と火災の被害を受けた石巻市の旧門脇小学校で、4月3日、震災遺構としての一般公開が始まりました。
石巻市の旧門脇小学校は震災後、津波と火災の痕跡を残す唯一の震災遺構とされ、3日から一般公開が始まりました。
校舎の1階では焼けた机や棚が散乱し、津波が繰り返し来た様子が残されたままです。また、津波で流された消防車や実際に使われていた仮設住宅も展示されています。
訪れた人は「被害を見ると改めて地震の恐ろしさと強さを感じます」、「門脇小学校があることで地震と津波、火災があるかもしれないとわかる貴重な施設だと思う」などと話しました。
旧門脇小学校は月曜を除く、午前9時~午後5時まで公開されています。毎月11日は月曜でも公開する予定です。
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