証券マン歴15年と投資顧問歴10年の知識や経験を元に、その日の株式市場の動向や今後の見通しや、注目株などを解説しています。
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29日の日経平均株価は反発し308円高の28252円で高値引け(ないとこ引け)となり、1月18日以来およそ2カ月ぶりの高値となった。
東証1部の売買代金は3.2兆円。
米原油先物相場の下落や円安・ドル高基調を材料に朝方から買いが優勢だった。3月期末の配当権利付き最終売買日にあたり、配当再投資に絡んだ先物買い期待も相場を押し上げ、引けにかけて上げ幅を広げた。
米長期金利の低下が後押しとなり、グロース(成長)株の一角に買いが入った。権利取りのため、高配当株への売りが手控えられ、郵船や商船三井は上昇して終えた。
市場では「原油高や米金利上昇の企業業績への影響を見極めるまでは上値追いは難しい」との声があった。
200日線28269円が目先の上値メドと意識されており、利益確定売りが重荷だった。
9983ファストリ、9984ソフトバンク、2413エムスリー、6098リクルート、9432KDDIが上げた。一方、4507塩野義、4911資生堂、8801三井不、8267イオン、9022JR東海などが下げた。
日経平均は5日線(28099円)が下値支持線として機能した半面、200日線(28265円)に上値を抑えられた。当面は200日線を意識した値動きとなりそうだ。
東証マザーズ指数は反発。前日に下落した割安感から、大型株を中心に買い戻す動きがみられた。市場では「新興株 は底を打ったとの見方が多い。過度は警戒感は和らいだ」との声が聞かれた。
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