札幌市などで降った記録的な大雪の影響で、2月7日にJR札幌駅を発着する全ての列車の運転を終日見合わせ、札幌近郊の都市間バス、路線バスなども運休が相次いでいて、今後の移動には注意が必要です。
6日札幌では1日で60センチの雪が降るなど観測史上最多の降雪量を記録しました。
この影響でJR北海道は除雪に時間がかかるとして、7日札幌駅を発着する全ての列車について終日運転を見合わせています。
対象となるのは札幌発着の全ての特急列車のほか、JR函館線の小樽・岩見沢間、千歳線の札幌・新千歳空港・苫小牧間、学園都市線の桑園・北海道医療大学間の上下線です。
7日は特急108本、快速エアポート137本を含む668本が運休となっていて、2日連続で交通まひの状態が続きます。出発前にホームページなどで、情報の確認が必要です。
札幌市内を走る路線バスもほぼ全線で運休しています。
JRバスは7日午前7時現在、ほぼ全線で運休しています。再開のめどは立っていません。
JR札幌駅と新札幌を結ぶ国道12号戦のバスと、JR札幌駅と手稲方面のバスなど一部の幹線道路の路線については、間引き運転で運行しています。
それ以外のほぼ全線のバスは運休しており、JRバスによりますと、「除雪が進み、バスの安全走行が可能になった範囲で再開しようと思う。ただ除雪が追いついていない状況のようで、再開のめどは立っていない」と話しています。
中央バスでも札幌近郊のバスに運休が相次いでいます。
・札幌北・石狩方面、札幌南・北広島・千歳・江別方面、岩見沢地区 運休、または一部区間で運休
・空港連絡バスは、福住駅⇔新千歳空港で運行しています。
・都市間バスは、札幌⇔空知、道北方面が運休
北都交通は
空港連絡バスについては、札幌都心線は地下鉄福住駅発着に変更、大谷地、場外市場発円山経由、アパホテル発は通常運行ということです。
詳細は、各バス会社などのホームページなどで確認してください。
札幌市では、交通状況が改善されるまでは、出来る限り車の使用を控えるよう、協力を呼び掛けています。
高速道路は7日午前6時20分現在、札幌西ICー札幌JCT間のの札幌JCT方面、札幌JCTー札幌南ICの室蘭方面、札幌ICー江別東ICの両方向、大沼公園ICー落部ICの両方向が通子止めとなっています(除雪のため、大沼公園は故障車のため)
7日の雪の見通しですが、冬型の気圧配置が続く予想です。
道央を中心に雪が降る予想で、札幌市は、北区や東区を中心に雪が降るでしょう。
予想降雪量(~7日午後6時まで)
石狩北部 25センチ 石狩中部 20センチ 石狩南部 20センチ 南空知 20センチ などとなっています。
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