3月16日午後11時36分頃、福島県沖を震源とする最大震度6強の地震がありました。県内では震度4を観測した富士市で約2万6900軒が停電しています。

 こちらは、地震発生時の熱海市内の様子です。カメラが横に揺れ、30秒以上続きました。気象庁によりますと、地震が起きたのは16日午後11時36分頃で、震源は福島県沖、深さは約60km、地震の規模を示すマグニチュードは7.3と推定されます。この地震で、宮城県では震度6強を観測しました。また、津波注意報が宮城県と福島県に発表されています。県内の震度です。震度4の揺れを富士市と御殿場市で観測しました。また、震度3の揺れを沼津市、三島市、静岡市、牧之原市、菊川市など県内の広い範囲で観測しています。地震後の富士市の様子です。警察などによりますと、広い範囲で停電しています。コンビニエンスストアも真っ暗な状況です。東京電力によりますと午前0時49分現在、富士市内の約2万6880軒が停電しています。県庁では危機管理部の職員たちが各地に電話をかけ、情報収集にあたりました。
<県危機管理部 吉永尚史危機情報課長>「東部で震度4だったので地域局と連絡をとり、地域局が震度4の御殿場市と富士市と連絡を取って被害の情報収集にあたっている」
 これまでに目立った被害の情報は入ってきていないということです。鉄道の情報です。JR東海によりますと、午前1時現在、地震の影響や踏切で非常ボタンが扱われるなどして東海道線の県内区間は最大で約50分の遅れが出ています。

3月17日放送

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