16日に発生した福島沖を震源とする地震。この影響で一部の発電所が今も停止しているほか、気温の低下によって、電力の需給が厳しい状況に。

このため、経済産業省は東京電力管内に続き、22日、新潟を含む東北電力管内にも『電力需給ひっ迫警報』を発令しました。

【東北電力ネットワークの会見】
「日常生活に支障のない範囲で節電にご協力をお願いします」

この呼びかけを受け、新潟市役所本館では3基のエレベーターのうち、1基の運転を休止。

日頃からこまめな消灯に取り組んでいるなか、さらに市民ホールの蛍光灯をすべて消すなどの対応をとりました。

新潟市中央区のスーパーでは商品棚の照明を一部消しているほか、暖房の温度設定を28℃から20℃まで下げるなどの対応で節電に協力。

系列の県内全71店舗で23日も節電を続ける方針です。

【原信 南万代店 佐藤宏範 店次長】
「申し訳ないと思うが、皆さんできるだけ協力していただきたい」

また柏崎市のカフェでも、使っていないスペースの電気やストーブをこまめに消すことで節電に協力していました。

【TEA ENAEMBLE 川端あきオーナー】
「良いきっかけになったので、普段からエネルギーを大切にする気持ちを忘れずに、こまめにできることは取り組んでいきたい」

東北電力管内では北海道エリアからの電力の融通を受け、停電には至っていませんが、23日も節電を呼びかけるか検討中だということです。

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