記録的な大雪から3日。影響はまだまだ続きそうです。

 札幌駅発着の全ての列車を運休していたJR北海道ですが、岩見沢行きや、新千歳空港行きなど一部の列車で2月9日から運転を再開しました。

 しかし除雪作業が終わったのは一部の区間で、全面復旧は週明けになりそうです。

 記録的な大雪で大きな影響を受けたJR北海道。9日、札幌-新千歳空港間と、札幌-岩見沢間で列車の運転を再開しました。

 6日朝以降、運休が続いていた路線が3日ぶりに再開しました。

 利用客:「電車の込み具合が心配なので、コロナ的にも不安かなと思っている。自然災害なのでしょうがないかな」

 利用客:「きょうも朝回復するかなと思って来たら最短が8時52分だったので(一度帰宅して)出直してきました」

 過去10年でも例を見ない大規模な運休。JR北海道の島田社長は9日の会見で謝罪し、今後の見通しについて説明しました。

 JR北海道 島田 修 社長:「雪害による非常事態だと認識し、全力をあげて連日除排雪に取り組んでおりますが、途中駅で運行不能となった列車が29本あり、これが作業の大幅な遅れを生み出している。週明けにはなんとか平常のダイヤに戻せるように全力をあげていく」

 島田社長はこう述べ、除雪の遅れについて、高架での排雪は、一部の作業を人力でしなければならないことや、途中駅で運行不能になった29本の列車が作業を遅らせたと説明。新たに920人を増員し、除雪作業にあたっていますが、10日も特急109本を含む132本が運休する予定です。

 終日運転を見合わせている学園都市線の「札幌-北海道医療大学」は10日夜に再開、札幌発着の特急は11日からの再開を目指すとしました。

 一方、進まない道路の排雪でバスにも影響が出ています。道幅が狭くなっていることなどから、住宅街を走る路線バスを中心に運休が続いています。

 JR北海道バスは厚別区を中心に約4割の路線が運休しているほか、北海道中央バスも一部運休しています。

 除雪の進み具合で運行状況が変わる可能性もあるということで、各社は最新の情報を確認するよう呼び掛けています。

 JRの札幌近郊の運行状況です。
・8日再開:小樽-札幌
・9日再開:札幌-新千歳空港、苫小牧、岩見沢
※いずれも本数を減らし運行
 
・10日夜再開へ:札幌-北海道医療大学

 札幌発着の特急は11日から一部再開とし、10日は132本の運休が決まっています。(9日午後6時)

 バスも運休が出ています。
【運休】(中央バス)
・新千歳空港連絡バス(福住駅経由、地下鉄大谷地便除く)
・高速おたる号(北大経由)
・高速いわみざわ号
・高速みかさ号
・高速ゆうばり号
・高速くりやま号
・流氷もんべつ号

【一部運休】(中央バス)
・高速とまこまい号
・高速むろらん号
・高速ふらの号
・高速あさひかわ号

 札幌市内、周辺の路線バスの午後5時での状況です。
●中央バス:全路線の13%運休
 ・北区 :あいの里、篠路
 ・白石区:白石営業所発着など

●JRバス:全路線の39%運休
 ・厚別区
 ・江別市
 ・白陵高校前発着など

 状況は随時変わりますので、詳しくは各社のホームページをご確認ください。

 ごみ収集にも影響が出ていましたが、札幌市は、10日以降はすべての区で「通常収集」とします。

 ただ、北区、東区、白石区、厚別区では一部収集できない場所もあるとして、札幌市では週末までには解消できるよう作業を進めるとしています。

 市内では除排雪作業が続きます。邪魔になる路上駐車などを控えて、作業に協力を心掛けましょう。

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