高知市中心部をのぞむ筆山南の皿ヶ峰です。
市内の消防署や消防団からおよそ30人が参加し、山火事を想定した消火訓練が行われました。
山火事の恐ろしさは延焼範囲が広く市街地にも影響する恐れがあることです。
(高知市中央消防署・宮本正之署長)
「風向きによって延焼方向が変わる。風の影響で延焼が早い」
2月に栃木県足利市で起きた大規模な山火事。
9日間にわたって100ヘクタール以上が燃え続け、周辺住民に避難勧告が出されました。
さらに今回の訓練の舞台となった高知市の皿ヶ峰でも、4年前に山火事が発生。
175人が消火にあたりましたが、7時間にわたり燃え続けました。
消火の難しさは山中での水の確保と、出火地点までホースを延長することにあります。
今回使ったホースは27本。総延長は530メートルです。
水圧を下げないよう消防車2台で中継します。
(消防団)「放水はじめ!」
消防団と連携し、通報から放水までの所要時間はわずか9分でした。
(高知市中央消防署・宮本正之署長)
「春の彼岸になり墓参りに行く人が多い」
「枯草などのある火災が起きやすい場所では、焚き火をしないこと」
去年1年間に高知市で発生した山林火災は7件で、このうち4件はたき火が原因です。
高知市消防局は春の彼岸を前に、火の取り扱いに改めて注意を呼びかけています。
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