5日は、土の中で冬籠もりしていた虫が姿を見せるとされる二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」。兵庫県伊丹市の市昆虫館では、国内最大級のチョウ「オオゴマダラ」が優雅に温室内を舞った。
 温室内ではオオゴマダラやナミアゲハなど、14種計約千匹のチョウが飼育されている。白と黒のまだら模様の羽が特徴的なオオゴマダラは、時折花の蜜を吸ったり、羽を大きくはばかせたりしていた。
 同館は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、チョウを放つイベントを中止していたが、8日以降の平日に時間を限定して再開する予定。

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