SMBC日興証券の幹部4人が相場操縦の疑いで逮捕された事件で、4人の部署を担当する副社長が、東京地検特捜部から任意で事情を聴かれていたことがわかった。

SMBC日興証券の専務執行役員、トレボー・ヒル容疑者(51)と、山田誠容疑者(44)ら4人は、特定銘柄の買い注文を繰り返して株価が下がらないようにした相場操縦の疑いが持たれている。

関係者によると、特捜部が、4人の部署を担当する副社長から任意で事情を聴いたことが新たにわかった。

副社長は、「通常業務の一環として報告は受けていたが、違法性の認識はなかった」と供述したという。

特捜部は、社内電話の音声データを分析するなどして、法人としての日興証券の立件に向け、調べている。

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