◆夏至(げし)
一年中で一番昼が長く夜が短い日
新暦6月21日~7月6日頃
◆
短夜~夏至の自然~
秋の「夜長」に対し、短く明けやすい夏の夜は「短夜」と呼ばれ、昔、人々はそのはかなさを尊びました。
電気が照明器具として使用される以前、夜は暗く恐ろしいものでしたが、一方では、男女の逢瀬の大切なひとときでもありました。短い分、夜がいとおしく思えたにちがいありません。
平安時代の女流作家・清少納言も、「夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍おほく飛びちがひたる」(『枕草子』)と記し、夏の最も素晴らしい時間帯を夜と言って讃えています。明るい昼も、暗い夜も、一瞬一瞬がかけがえのない時間だったのかもしれません。
水無月~夏至の暮らし~
一年のちょうど折り返しにあたる6月30日、京都では、半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する「夏越祓(なごしのはらえ)」が行われます。
昔から、この日には「水無月」という和菓子が食べられてきました。半透明の白い外郎生地に邪気を祓う小豆をのせた、三角形の餅菓子です。昔、氷は貴重品で、貴族の食べ物とされ、庶民は氷をかたどった菓子を食して暑気払いを行いました。
これが水無月のはじまりで、京都独自の習慣といわれます。モノがなくても足るを知り、質素に暮らす――その心もまた、穢れを祓っていたのかもしれません。
Present by 京福電気鉄道(株)(制作2010年6月)
前の節気-芒種 http://youtu.be/6ti43blAWuw
次の節気-小暑 http://youtu.be/osi66QAmFgU
YouTubeチャンネル「NipponArchives」
https://www.youtube.com/NipponArchives2013
![[京都二十四節気] 夏至 [京都二十四節気] 夏至](https://www.wacoca.com/news/wp-content/uploads/2022/03/1646836153_京都二十四節気-1170x658.jpg)
WACOCA: People, Life, Style.