東京都内の2018年の花粉の量は、多いところで前年の3倍になるという見通しを東京都が明らかにしました。
18日に開かれた東京都の花粉症対策検討委員会によりますと、この春のスギとヒノキの花粉の飛散開始は例年よりもやや早い、2月10~14日ごろと予測されるということです。また、飛散する花粉の量は東京23区、多摩地区共に前年=2017年よりも多く、23区では2017年の1.5倍、多摩地区では2017年の2.2~3倍になる見通しだということです。飛散する花粉の量が多い日は例年より10日ほど多い41日程度と見込まれています。
東京都によりますと2016年度の調査で都内のスギ花粉症の症状がある人の割合は48.8%で、調査を始めてから一貫して増えているということです。
東京都ではホームページなどで花粉予報情報を提供するなどして、注意を呼び掛けることにしています。
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