東京オリンピックまで、あと100日となった14日。高尾山の山頂に、地元の木材などで作られたオリンピックシンボルのモニュメントが設置されました。

 晴れの日には、モニュメント越しに富士山が見えるといいますが、あいにく霧が濃く、何も見えません。

 そんな先行き不透明な事態は、こんなところでも・・・。

 自民党・下村博文政調会長:「外国人選手がワクチン接種して日本に来た時、格闘技などで日本人選手が接種をしていないとリスクがあるという話が出ている」

 14日、自民党の下村博文政調会長は、東京オリンピック・パラリンピックに参加する選手に対して、ワクチンの優先接種を検討する考えを示しました。

 高齢者らの接種の状況をみながら、来月中にも党内で議論し、政府への提言も検討するとしています。

 下村政調会長:「5月下旬までに1回目の接種をしないと、日程的に相当タイトになる」

 しかし、選手へのワクチン優先接種を巡っては先週、丸川珠代五輪担当大臣が「現時点ではもちろんだが、これから先も具体的な検討を行う予定がありません」と話していました。

 「ワクチンの使用を前提としない大会である」と断言していて、意見が分かれる事態となっています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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