12日から高齢者を対象とした新型コロナウイルスのワクチンの接種が始まりました。東京都では高齢者が多い八王子市と世田谷区からのスタートです。

 八王子市では接種の会場になる市役所で午前7時半から職員が準備を始めました。

 八王子市で接種の対象となる65歳以上の人は約16万人ですが、届いているワクチンは1950回分です。

 先週、先着順で受け付けを始めると申し込みが殺到し、予約の枠は90分でいっぱいになりました。

 八王子市では市役所以外に高齢者施設でもワクチンの接種をします。

 都内では世田谷区でも12日から接種が始まります。

 世田谷区にもこれまでに1950回分のワクチンが届き、7つの特別養護老人ホームに配られました。

 世田谷区ではまず、こうした高齢者施設の入所者が接種を受けます。

 副反応が出た時に備えて、区はそれぞれの施設に医師を配置するということです。

 世田谷区の高齢者は18万5000人で、施設に入っていない高齢者の接種は来月以降になる見通しです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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