独自の緊急事態宣言から初めての週末。宮城県内では、宣言を受けて人出が減少しましたが、首都圏の宣言解除を見越していた観光地は複雑な思いで受け止めていました。

週末の仙台駅前。情報サービス会社「Agoop」の調査によりますと、仙台駅前は先週末と比べ、土曜日はおよそ15%、日曜日はおよそ20%人出が減っていました。

街の人
「普段の土曜日は人通りがここも多くて、すれ違う時によけたりするような感じ。きょうは少ないです」

市内の人気蒲鉾店では…。

記者リポート
「店内にあるこちらの手焼き笹かまぼこ体験は、密を避けるため休止することになりました」

この週末に店を訪れた人は、例年の7割ほどに留まったといいます。

阿部蒲鉾店販売部 馬場直樹さん
「商店街の人通りを見ても、見てわかるほど減っていますので、客足が減るのは否めないと思う」

一方、日本三景・松島では先週末と比べ、土曜日、日曜日とも人出が増えました。こちらのホテルでは、首都圏の緊急事態宣言解除を見込んだ準備を進めていましたが、県独自の宣言を受けて38件の予約がキャンセルされ対応に苦慮しています。

海風土営業部 笹城戸裕樹さん
「どういった対策を緊急事態宣言中に行えば良いか、自治体からどういうふうにしてほしいということが、まだ見えていないので、連絡をいただいたら即実行したい」

春の観光シーズンを前に出鼻をくじかれた形の県内の観光地。共通の願いは、ゴールデンウイークまでの収束です。

阿部長商店 観洋サービス海の市 熊谷智 支配人
「三陸道の開通から客の流れが変わったので、期待はしていたが仕方ない。感染が大きく広がらないで、ゴールデンウイークを迎えられれば良いと思う」

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