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▷作品紹介
『葬式の名人』
http://soushikinomeijin.com/
▶イントロダクション
卒業から10年たったある日。母校・茨木高校を突然訪れ、突然逝ってしまったクラスメート。
彼はなぜ母校にやってきたのか? そして、なぜ死んだのか?
かつての親友を失って、やりきれない悲しみで集まった同級生たちは、ひょんなことから母校のなかで、自分たちでお通夜をすることになる。見たことも聞いたこともない、不思議なお通夜を通して、失った友情を取り戻し、果たせなかった愛の思いをあらたにする仲間たち。
そして、笑いと涙の一夜に、思わぬファンタジックな朝がやってくる――。
大切な人の死によって、再び結びつく仲間の絆。観る人すべてのノスタルジーを揺さぶる、大人の物語が誕生した。
▷あらすじ
大阪府茨木市——木造アパートで息子・あきお(阿比留照太)と二人で暮らす28歳・渡辺雪子(前田敦子)。
そこに、茨木高校時代の同級生・吉田創(白洲迅)の訃報が届く。
野球部で吉田とバッテリーを組んでいた豊川大輔(高良健吾)ら、旧友たちが遺体の安置所に集まった。進学校を卒業した同級生たちはそれぞれ自分の道を歩んでいる。工場勤めシングルマザーで、家賃の支払いにも窮する雪子は肩身が狭い。
高校時代、ピッチャーだった吉田は、地方予選決勝で右腕を故障して棄権。野球を断念した。その無念を知る豊川は、「吉田をもう一度、母校・茨高(いばこう)へ連れて行ってやりたい」と提案。吉田の棺桶をかついで茨木の街を練り歩き、久しぶりに母校を訪れ、思い出話で盛り上がる。
と、ここで熱血漢の豊川がささいなことで葬儀屋と喧嘩をしてしまい、彼らは母校の中で、吉田のお通夜を行うはめになってしまった。僧侶(栗塚旭)の読経も終わり、いよいよ吉田に別れを告げる時——雪子があきおに真実を告げる。
「ここで寝てる人は、あきおのパパやねん…」。
▶スタッフ
監督:樋口尚文
出演:前田敦子、高良健吾、白洲迅、阿比留照太、有馬稲子、尾上寛之
▷監督紹介
1962年生まれ。早稲田大学政治経済学部在学中に映画評論家としてデビュー、ぴあフィルムフェスティバルにも自主映画の監督作が入選。以来『大島渚のすべて』『黒澤明の映画術』『実相寺昭雄 才気の伽藍』『有馬稲子 わが愛と残酷の映画史』ほか映画評論の単著多数。電通のクリエーティブ・ディレクターとしても30年にわたって膨大な数のTVCMを企画制作。2013年、オールスターの劇場用映画『インターミッション』で映画監督デビュー。『葬式の名人』が監督第2作となる。

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