スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢選手は、子どものころ福島県南会津町のスキー場で技を磨いた。

平野選手が小学生の時に練習を重ねた、南会津町の会津高原南郷スキー場。9日、アマチュアも参加できるプロツアーの一戦が行われ、平野選手の背中を追う若き選手たちも集っていた。

平野選手にとって3度目のオリンピック。完成度の高いエアーを決めるなど、圧巻の滑りを見せ、予選1位で決勝進出を決めた。

コース設営で平野選手を支えた酒井善憲さん:「このスキー場にとっては宝物ですよ。こういう時代が来るとは思っていませんでしたから。20年前から一生懸命パイプ(コース)を造って、立派な選手が育って、こんなうれしい話しはないですね」

会津高原南郷スキー場・星秀則支配人:「決勝ではぜひきょう以上の、まだ技を隠しているので、技を出して頂いて、ぜひ金メダルを獲って頂きたいと思っております」

過去2回のオリンピックは銀メダル。悲願の金メダル獲得へ福島からもエールがおくられている。

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