ここにきて相次いでいるのが自治体トップの感染、行政運営に影響は出ないのでしょうか。

 この週末、県内で相次いで明らかになったのが自治体トップの感染です。
<裾野市 石井敦企画部長>「この度、村田市長及び市職員の2名が新型コロナウイルス感染症に感染していることが判明しました」
 先週月曜日に就任したばかりの裾野市の村田悠市長がPCR検査を受けたところ、6日、陽性と判明。さらに。
<静岡市 大長義之副市長>「市長も感染対策に注意を払っていましたが、思いがけず感染してしまいました」
 静岡市の田辺信宏市長の感染もわかりました。無症状でさらに感染経路も不明ですが、市は今回、役所内に1人も濃厚接触者を出さずに済みました。その理由が。
<静岡市市長公室秘書課 伊藤崇文課長>「こちら普段は応接室なんですが、まん延防止適用となってからはこちらでオンライン会議をしています。主管課がこちらに詰めて、市長と副市長は自室から」
 田辺市長は県内にまん延防止措置が適用された1月27日からあらゆる会議をリモートに切り替えていて、7日の朝に行った会議にも自宅から参加したといいます。ただ、公務の中にはリモートでは難しいものもあります。
<静岡市市長公室秘書課 伊藤崇文課長>「直接出席をしなければならない式典関係は副市長が代理で出席させて頂く。基本的にはコロナ感染で自宅療養期間中ですので、外部とのオンライン会議についても控えさせて頂く」
 実際、8日以降は市議会や委員会など欠席したり、代理を立てるざるを得ないスケジュールが控えています。このまま体調に変化がなければ14日には登庁する予定ですが、それまでは調整が続きそうです。
#オレンジ6 #おれんじ 2月7日放送

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