写真を拡大 女優の新垣結衣(33)がNHK「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)で大河ドラマ初出演。源頼朝の元妻・八重役に挑み、前回第4回(1月30日)は物語のカギとなる「矢を放つシーン」がSNS上で話題となった。制作統括の清水拓哉チーフ・プロデューサー(CP)に新垣の魅力を聞いた。 <※以下、ネタバレ有> ヒットメーカーの三谷幸喜氏が脚本を手掛け、俳優の小栗旬が主演を務める大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。 googletag.cmd.push(function() { googletag.display(‘div-gpt-ad-1599212539073-0’); }); 新垣が演じる八重は、義時(小栗)の初恋の人にして頼朝(大泉洋)の最初の妻。平家に仕え、その威光を後ろ盾にのし上がった実力者・伊東祐親(浅野和之)の娘。頼朝の命を狙う父と愛する頼朝の間で板挟みとなる。頼朝とは引き離され、祐親の家人・江間次郎(芹澤興人)に嫁ぎ、川を挟んで北条館の対岸に暮らしている。 前回第4回「矢のゆくえ」は“究極の板挟み”となった。 平家打倒へ、頼朝は挙兵を決断。戦の始まりを予感した八重は義時を“事情聴取”。「私は佐殿の元の妻です。あの方の利にならないようなことはいたしません。どうなのです。戦になるのですか」。義時は口をつぐみ、立ち去ろうとしたが「仮の話として、お聞きください。戦になれば、北条と江間が争うことになるかもしれません。いつでも逃げられるよう、支度をしておいた方がよい…かも」と“ヒント”。八重は「大願成就。川の向こうから、お祈りいたしております。佐殿にそう伝えて」と託した。 しかし、八重は頼朝の挙兵を父・祐親に漏らしてしまう。「また、どこかへ流罪というわけには参りませぬか。私のせいで死罪となっては、いささか後味が悪ろうございます」。祐親は「もしも、挙兵を未然に防ぐことができたならば、考え
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