東日本祭震災の教訓を後世に伝える「震災伝承施設」として、岩手県釜石市と大船渡市にある石碑6カ所が追加登録された。
県内の登録施設はこれで119カ所となった。

国と岩手、青森、宮城、福島の4県は、東日本大震災の被害や教訓を後世に伝える「震災伝承施設」を登録し、地図などを作って情報発信している。

2月2日は、宮城県仙台市で新たな施設についての協議が行われ、県内からは釜石市と大船渡市にある震災の記憶を刻んだ石碑「津波記憶石」6カ所の追加登録が決まった。
このうち、釜石市の根浜海岸にある「津波記憶石」には「上に逃げること」や、まずは自分の命を守る「津波てんでんこ」の教訓が刻まれている。

東北地方整備局 佐野智樹震災伝承推進官
「東日本大震災から長い年月が経って、記憶がだんだん薄れていく。継続して震災伝承の取り組みを行なっていかなければならない」

岩手県内の登録施設は、これで119カ所となった。

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