東京オリンピックに向けて北方領土の国後島で強化合宿中のロシアのサーフィン代表チームがANNの取材に応じ、「政治的な意図はない」と主張しました。
ロシアサーフィン代表チーム、セルゲイ・イサコフ選手:「領土問題については当然知っているが、この合宿を政治的な行動だとする意味が分からない」
東京オリンピック出場を目指すロシアのサーフィン選手は国後島での合宿の意義について、「水温や波の特徴が日本の会場とよく似ていることだ」などと強調しました。
同行しているサーフィン連盟の幹部も当初はポルトガルでの練習を予定していたものの、新型コロナウイルス感染拡大による規制のため、やむなく国後島を合宿地に決めたと主張しました。
ただ、連盟の幹部は島を事実上管轄するサハリン州の高官と会談し、一部の選手は色丹島を訪れるなど北方四島の実効支配をアピールしたいロシア政府の意向をくんでいるという見方も出ています。
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