1月27日から2度目となる「まん延防止等重点措置」が適用された県内では、新たに1650人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また、オミクロン株に感染した疑いのある死者1人も確認されました。

 1650人の新規感染者を自治体別にみますと、静岡市で333人、浜松市で過去最多の331人、富士市で113人、御殿場市で95人、焼津市で82人などとなっています。27日は県内35すべての市町で感染者が確認されています。
 1日あたりの感染者数ははじめて1500人を超え、3日連続で過去最多を更新しました。

 浜松市は、中区の遠州病院で医療従事者と入院患者あわせて6人が、浜北区の介護老人保健施設「エーデルワイス」で従業員と入所者あわせて5人が感染するクラスターをそれぞれ確認したと発表しました。
 沼津市と富士宮市でも高齢者施設のクラスターが発生したほか、御殿場消防署の分署で5人が感染するなど県内では8つのクラスターが確認されました。
 27日は、第6波で2人目となる死者が確認されました。県によりますと亡くなったのは県内に住む高齢者で、オミクロン株疑いの陽性者ではあったものの、コロナの症状は無かったことから、直接の死因ではないとみられています。

 27日正午時点の県全体の入院者数は213人で、そのうち、重症者は2人です。病床使用率は県全体で41.8%で、地域別では、県西部が50%を超えています。

1月27日放送 SBSテレビ「ORANGE」
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