掛川市で2日間行われた将棋の王将戦 七番勝負 第1局は、藤井聡太四冠が渡辺明三冠に勝利しました。掛川市の久保田市長は、注目の一戦を開催できて光栄と振り返りました。
掛川城公園の二の丸茶室で2日間行われた王将戦 七番勝負の第1局は10日夜7時半ごろ決着し、藤井聡太四冠が139手で渡辺明三冠に勝ちました。
<藤井聡太四冠>「何とか勝つことができたので、しっかり第2局に向けて取り組んでいけたらいい」
王将戦は先に4勝したほうがタイトルを獲得し、藤井四冠は史上最年少での五冠達成に向け、初戦を白星で飾りました。
一夜明けて、開催地である掛川市の久保田市長が注目の一戦を振り返りました。
<久保田崇掛川市長>「掛川市の魅力の発信という観点から見ても、とても光栄かつ意義深い対局だった」
2人が対局中に食べた掛川市の名産を使ったおやつは、すでに売り切れた商品もあるということです。
<久保田崇掛川市長>「(掛川市の)産品をアピールできる機会にもつながったと思う」
掛川市で王将戦を開催するのは、これで13年連続です。久保田市長は今後も「将棋のまち」として文化を広めていきたいとしています。
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