藤井聡太竜王の地元瀬戸市の「せと銀座通り商店街」では、王将戦第1局2日目の10日も、恒例のシャッター将棋盤での解説が行われていました。
商店街には、王将戦の星取り表が書かれたポップが店頭に張られ、似顔絵を書いたのぼりが作られました。
商店街を歩く人たちの中にはシャッターに描かれた将棋盤を見つめる人も。
「渡辺さんは調子がいいけれど、何とか藤井竜王に勝ってもらいたい。(五冠の)可能性もあるけどね。とってほしい。ファンだから」(男性)
「藤井聡太を応援している。地元でがんばっている藤井くん、涙が出るくらいうれしい。瀬戸の誇りです」(女性)
地元の大勢の人が藤井竜王の五冠を待ち望む中、シャッターに描かれた将棋盤で駒を動かす飯島加奈さんも大きな期待を寄せます。
「去年は本当に竜王をとったことは大きな結果を出し、豊島先生を超えたところからグンとのびたのかなという印象。渡辺王将と長い持ち時間の対局で、どんな勝負をするのか。ここで勝って五冠をめざしてほしい。8大タイトルで五冠なら凄いことだし、名人へ向けてまた一歩ずつ近づいていくかと思うと、今年も目が離せない」(飯島加奈さん)
藤井竜王の応援メニューも
一方、尾張瀬戸駅前の喫茶店では冠を被り、勝負の行方を見守る女性の姿が。「藤井竜王の応援メニュー」を開発している喫茶スマイルの鈴木松子店長です。
四冠になった去年の応援メニューは、とんとん拍子に駆け上がる藤井竜王をイメージした「スマイル四冠タワー」でした。四冠にちなんで4千444円です。
そして今回、もし五冠を獲得したら翌日から提供するメニューを準備しています。
「五冠なので、豪快盛りをつくりました」(鈴木松子店長)
総重量2.3キロ。その名も 「スマイル豪快盛り」です。
似顔絵入りの卵焼きの下にあるのは。
「中に9段カツと長い長いスパゲッティが入って、末永く勝ちますようにと私の想いを込めて作りました」(鈴木松子店長)
タイトルを記した将棋の駒の箸置きが5つセットで、お値段5千555円です。
鈴木店長も「自分を信じて頑張ってください」と、藤井竜王を応援します。
午前のおやつはケーキとアイスティー
そんな藤井竜王。2日目午前のおやつは「CHABATAKE(茶畑)ケーキ」とアイスティーを注文しました。
茶畑をイメージした表面に、中身は掛川産のお茶を使用した生地と、抹茶クリームなど挟みこんだご当地の素材を贅沢に使ったお菓子です。
そして、渡辺王将は1日目に続いて、キウイジュースとホットコーヒーでした。
王将戦七番勝負の第1局は、10日夜にも決着する見通しです。
(1月10日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)

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