2021年、富士山の最初の夜明け『初日の出』の様子を河口湖から撮影しました。冬に入ってもほとんど雪のなかった富士山が、12月29~30日になってやっと雪化粧の姿となりました。それでも実際は地肌が目立つ薄化粧の状態で、雪が少ないことに変わりはありません。
夜明け前から日の出までの撮影は湖畔の大石公園で行ないました。今年は例年以上の大混雑で、広大な駐車場は日の出1時間半以上前から県外ナンバーの車で埋め尽くされ、時間とともに駐車場に入れない車が路上にあふれ、何100mにもわたって立ち往生している状態が長く続いていました。
大石公園から日の出方向には河口湖天上山(通称カチカチ山)があるため、実際に太陽が山の上から顔を出し始めるのは7時半頃となりますが、この日はその明け方にマイナス7度以下まで冷え込む寒さとなりました。
日の出後の撮影は場所を移して1kmほど離れた長崎公園付近で行ないましたが、この際も道が大渋滞で車はほとんど動かない状態でしたので、重い撮影機材を背負って徒歩で向かうこととなりました。
ここ数年、河口湖畔の『初日の出』の混雑状況悪化は特に顕著で、湖畔近くに住んでいる自分でも撮影では随分難儀します。
#初日の出 #富士山 #河口湖 #新年
—————————————————————————————————–
[撮影場所] 河口湖畔(大石公園、長崎公園付近)/ 山梨県
[撮影日] 2021/01/01(金)
WACOCA: People, Life, Style.