海外渡航者向けに発行している新型コロナウイルスのワクチン接種証明書、いわゆる「ワクチンパスポート」について、近く、電子申請が可能になることがわかりました。
政府が週明け23日にも公表します。
「ワクチンパスポート」は、渡航先で示すと、入国時に必要な陰性証明書の提示や、自己隔離が免除される場合がありますが、これまでは、市区町村の窓口で申請する必要がありました。
政府は、今後スマートフォンのアプリを使った電子証明書に進化させたい考えです。
また政府は、「ワクチンパスポート」の国内利用について、使用の際のガイドラインを緊急事態宣言が明けた9月中旬にも、公表する方向で調整しています。
接種の強制や、差別につながる恐れがあるため、政府は、国内利用について慎重な姿勢を示していましたが、経済界から飲食やイベントなどでの活用を求める声が相次いでいました。

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