石川県内で新型コロナウイルスの感染者が、新たに１６人確認されました。金沢市の千木病院でクラスターが発生しています。石川県は２０日午前１０時までに新型コロナウイルスの検査を９２件実施し、新たに１６人の感染者が確認されたと発表しました。１６人全員が金沢市にある千木病院の関係者です。この病院では１９日に医療従事者の５０代女性の感染が確認され、同じ病棟で働く医療従事者や高齢の入院患者などを検査したところ、新たに１６人の感染が確認され、県は新たなクラスターと認定しました。オミクロン株の可能性は低いとみられています。千木病院で確認された感染者１７人のうち、１０人はワクチンを打っていなかったということです。今後、２、３日程度で全ての入院患者を対象に検査を進め、感染状況の把握や拡大の防止を図ります。
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