岩手県矢巾町の自動車販売会社が高齢者のワクチン接種の送迎のため町に無償で貸し出していた福祉車両を2022年7月まで延長することを報告した。

報告会には岩手ダイハツ販売の中田利光社長と矢巾町の高橋昌造町長らが出席した。

岩手ダイハツ販売では2021年5月から高齢者のワクチン接種の送迎に役立ててもらおうと、車イスのまま乗り降りできる福祉車両など2台を無償で貸し出してきた。
11月までに89人が車両を利用。今回、3回目のワクチン接種に向け2022年7月まで期間を延長して貸し出すことが報告された。

岩手ダイハツ販売 中田利光社長
「障がいのある人、また高齢者がどんどん遠慮なく使っていただければありがたい」

今後は高齢者だけでなく、接種会場までの移動が困難な人にも貸し出される。

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