新型コロナの感染再拡大が懸念されます。県と富士市は富士市内の小学校のクラスで10人が感染し、新たにクラスターが発生したと発表しました。デルタ株が広がったものとみられています。
富士市教育委員会の説明によりますと、感染者が相次いだ小学校では、これまでにあわせて児童12人の感染が確認されています。このうち10人が同じクラスに所属していて、県は新たなクラスターが発生したと認定しました。富士市教育委員会は、すでにこの学校について感染が拡大する懸念があるため、6日から8日まで臨時休校としていますが、クラスターと認定されたクラスについては12月17日まで学級閉鎖を延長するということです。保健所はこのクラスに所属する感染者以外の22人を濃厚接触者に認定しているということです。
<富士市教育委員会>「学校では対策しているので学校内での感染は考えにくい。指導範囲外での接触も多くみられることから、学校以外での感染の可能性も考えられる」
県によりますと、このクラスターはデルタ株の感染によるものと考えられています。感染した12人はいずれも無症状か軽症で、富士市教育委員会は今後の検査などについては保健所の判断を仰いでいくとしています。
#おれんじ #オレンジ6 12月6日放送
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