ワクチンを打っていれば1万円の支給。コロナ禍で『求人』にも変化です。

 大阪市天王寺区にある焼肉店「喜久安」。緊急事態宣言が明け、今ではコロナ前の水準までほぼ客が戻ったということで、取材をした12月6日もランチ時は多くの客が訪れていました。

 来店客が増えると忙しくなるのが配膳などのスタッフ。さらにこの店では、新型コロナウイルスの感染が下火となってきたことから店舗数の拡大も検討していて、求人情報を出すことにしたといいます。ところが状況が上向き、働き手を求めるのはどこの店も同じ。そこで“ある支給”を決めました。それが『ワクチン手当』です。

 (焼肉喜久安 音野能慶店長)
 「ワクチンを接種していただいた方には、正社員には1万円支給させていただいています。求人が少しでも目を引くように」

 求人サイトに掲載したこの店の募集情報には、ワクチン接種済みであること、または接種する意志を申告した社員には1万円、アルバイトやパートには3000円支給すると記載されています。応募者に好待遇を訴えて人材を確保する戦略です。

 実際に客から「スタッフのワクチン接種は済んでいるか」などの問い合わせを受けるケースもあるといい、安心を顧客獲得につなげる狙いもあります。

 (焼肉喜久安 音野能慶店長)
 「お店を盛りたてるためにも、人手というのが必要になってくると思うので。せっかく来てもらうなら安心して食べてもらいたいなと思います」

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