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日本語吹替版キャストのアフレコは、本作が初共演の柄本佑と伊藤沙莉は、抜群の演技力と掛け合いで個性豊かなキャラクターに新たな命を吹き込んだ。本国版のアルメリーナもハスキーな声のため伊藤はインタビュー中に「私にお声がけいただいた理由がすごくわかる声だった。」と語る。明るく活発なアルメリーナと、川で遊ぶ子トニオ、勇敢で聡明な少女のアルメリーナの声を使い分け、伊藤にしか出せない生き生きとした、実際にキャラクターが存在するかのような魅力溢れる声で演じた。クマ王国の予告を見た伊藤のファンからも期待の声に溢れている。

柄本は体格の良い語り部と華奢な魔術師という見た目が大きく違うキャラクターを演じた。魔術師のカタカナで長文の“魔法の言葉”に苦戦していたが、キャラクターの話し方や癖を自分なりに表現し、役になりきった。語り部と助手が踊りながら物語の呪文を唱えるシーンでは柄本と伊藤の明るい雰囲気で息もピッタリ。後日アフレコを行った本職声優陣すら“どうやって録ったのか!?”と驚くほどだった。

洞窟の老クマを演じたリリー・フランキーは動画内でも「何度やってもアフレコは難しいというか嫌な汗が出ますよね。」と海外アニメーションのアフレコの難しさを語っている。しかし、アフレコ時は流石の演技力で味わい深い声を発し、気持ちを乗せ、物語に説得力と奥深さを加えている。また自身がイラストレーターでもあるリリーは「ヨーロッパのアニメーションすごい好きなのは、やっぱり僕らが生まれ育った環境にない色使いというか風合いっていうんですかね…。」と自身の視点から本作の魅力を語ってくれた。さらにリリーは、予定になかったシーンで歌を吹き込んでいるのでぜひ劇場でチェックしてもらいたい。

今回解禁となるインタビュー動画では、アフレコ時の柄本と伊藤が本作を観た感想を語り合っている。本作で三役も演じた伊藤沙莉は「すごいほんとに面白かったですし、絵が可愛いですよね。」と“クマ王国“の魅力を話す。柄本も「絵が可愛いのと、あと色彩がね、すごい楽しい。迫力もあって美しいですよね。色合いとかそういうのを含めて。」と本作の絵の美しさや鮮やかな色彩について語った。二人はわきあいあいとお互いに共感し、笑いながらインタビューに答えている。

リリーは演じた洞窟の老クマと同じ穏やかでリラックスした様子で「(一般的なお芝居みたいなものよりも先に)一番最初にやったのが、海外ものの吹き替えのアフレコだったので。そうですねえ・・・。そうやって考えると僕は声優出身だったんだなということも思い出しながら成長していない自分にも毎回気づきますよね。」と驚きの経歴と声優の難しさを語っている。

<作品概要>

とおいむかし、息子が猟師に連れ去られたクマ王レオンすは、仲間とともに雪山を下りて人間の街へ……。山々に囲まれたクマの里の牧歌的な風景は、サスペンスが加速するにつれ、色鮮やかに輝き出す。雪山を滑り降りるクマ軍団の躍動感!魔法使い、人喰いトロル、化け猫、古城の幽霊……。レオンスたちが立ち向かう冒険に胸踊らされ、溢れる詩情に酔わされる82分!

イタリアのカフカと呼ばれるディーノ・ブッツァーティが自身で挿絵も手がけた幻想的な児童文学を、ヨーロッパのトップイラストレーター・ロレンツォ・マトッティが自身初の長編アニメーション映画として映像化。彼の中に息づく絵画や映画に影響を受けたグラフィカルな表現でダイナミックに躍動させ、観客を物語の世界に引き込んでゆく。共生の難しさと大切さを描いた物語。

2022年1月14日より新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

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