稲垣 吾郎(いながき ごろう、1973年12月8日 – )は、日本の俳優、歌手、声優、司会者。 男性アイドルグループSMAPの全活動期(1988年 – 2016年)のメンバー。東京都板橋区出身。株式会社CULEN所属。愛称は「吾郎ちゃん」、「吾郎さん」
1973年、東京都板橋区に生まれ高島平で育つ。子供の頃は大のヤクルトスワローズファンで、13歳で芸能界入りするまではファンクラブに入り頻繁に神宮球場に足を運んでいた。
1987年11月、姉が応募したジャニーズ事務所のオーディションを受け芸能界入り。すぐにSMAPの前身グループであるスケートボーイズのメンバーとなる。 1988年4月、同グループから中居正広、木村拓哉、森且行、草彅剛、香取慎吾とともに選ばれ、男性アイドルグループ『SMAP』を結成(以降のグループでの活動はSMAPを参照)。
1989年、NHKの連続テレビ小説『青春家族』で、主人公の弟・阿川大地役に選ばれドラマデビュー。翌1990年、『さらば愛しのやくざ』で映画デビューも果たす。1991年、堀越高等学校卒業。
1992年10月に18歳で月9ドラマ『二十歳の約束』にてドラマ初主演。 1993年、『プライベート・レッスン』で映画初主演。映画主題歌も担当し、初のソロシングルCD『If You Give Your Heart』リリース。 1996年、舞台『夜曲』で舞台初主演。翌1997年も舞台『広島に原爆を落とす日』出演し、主役のディープ山崎を演じる。翌年の再演では広島公演も行われた。
1998年、ドラマ『ソムリエ』で主演を務める。天才ソムリエの役を演じるにあたり、フランスまで足を運びソムリエの修行を積み、その後もワインに関する知識を高めボルドーワインの産地からワイン騎士号を授与される。
2004年、ドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』の主題歌「Wonderful Life」を&G(アンジー)名義でソロシングルCDリリースし、オリコン初登場1位。 同年、『稲垣吾郎の金田一耕助シリーズ』がスペシャルドラマとしてスタートし、2009年まで5作品にわたり金田一耕助を演じシリーズ化された。同年から現在(2020年)に至るまでの毎年、『ほんとにあった怖い話』のストーリーテラー役を務めている。
2006年、アニメ映画『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』に声優で出演。 同年、日本で開催されたFINAシンクロワールドカップの公式サポーターとしてマーメイドプリンスを務める。これは自身初の単独公式サポーターである。2007年も世界競泳2007の公式サポーターとしてマーメイドプリンスを務める。
2010年、『十三人の刺客』では、史上最凶の暴君として松平斉韶役を演じ毎日映画コンクール男優助演賞を受賞するなど高い評価を得る。初めての極悪非道な役は役者としても新境地となった。
2016年12月31日、SMAP解散。ソロタレントとなる。
詳細は「SMAP解散騒動」を参照
2017年9月8日、ジャニーズ事務所公式サイトである「Johnny’s net」と「Johnny’s web」の稲垣のページが閉鎖され、9月9日に草彅剛、香取慎吾とともにジャニーズ事務所を退所。
10月16日、草彅、香取と共同で新事務所「CULEN(カレン)」(代表はSMAP元マネージャーの飯島三智)を立ち上げ独立する。11月には公式ブログを開設。わずか2か月半で50万人以上の読者を獲得し、『BLOG of the year 2017』最優秀賞を受賞。また、翌年の『BLOG of the year 2018』でも優秀賞(オフィシャル部門)に選出されている。
2018年、主演映画『半世界』(2019年公開)が第31回東京国際映画祭のコンペティション部門に選出され、作品は観客賞を受賞。稲垣も第34回高崎映画祭で最優秀主演男優賞を受賞した。
2019年、主演映画『ばるぼら』(2020年公開)が第32回東京国際映画祭のコンペティション部門に選出。同じ俳優による主演作が2年連続コンペティション部門に選出されるのは、13年ぶりである。
2020年3月、連続テレビ小説『スカーレット』にヒロインの息子の主治医・大崎茂義役として出演。稲垣の連続テレビ小説への出演は前述の『青春家族』以来約30年ぶりで、脚本担当の水橋文美江は稲垣をイメージした当て書きで大崎の役を作り上げた。また稲垣にとっての地上波連続ドラマ出演は同作品がSMAP解散・独立後初となる。
2020年10月、ベートーヴェン生誕250年周年にちなんだNHKプロジェクト「ベートーベン250」のアンバサダーに就任。
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