藤井竜王が五冠目の挑戦権をかけた大一番です。奇跡の頂上決戦が実現か。勝てば王将戦に駒を進める藤井四冠です。

 13日に史上最年少19歳3カ月で四冠を達成したばかりの藤井聡太竜王。

 19日の対局は将棋界で最も過酷なリーグと呼ばれている王将戦の挑戦者決定リーグです。

 7人による総当たり戦で、藤井竜王は現在4勝0敗とトップを独走。

 19日に勝利すれば挑戦権獲得が決定し、来年1月から渡辺明王将との7番勝負に臨むことになります。

 対するは3勝1敗で藤井竜王を追う近藤誠也七段(25)。これまでの対戦成績は藤井竜王に圧倒されていますが、タイトル戦初挑戦に向けて負けられない一番です。

 19日午前10時、先手の藤井竜王で対局が開始。持ち時間は、それぞれ4時間。いつも通り初手、お茶で幕を開けました。

 一気に最年少五冠へ向けて突き進むのでしょうか。
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