事実上、次の総理大臣を決める自民党総裁選。

 決選投票の結果、岸田文雄前政調会長が、新総裁に選出されました。
 岸田氏は1回目の投票で、国会議員票と党員票合わせて256票を獲得し、トップに立ちましたが、過半数の得票には至らず、2位となった河野太郎行革担当大臣と決選投票へ。その結果、岸田氏が257票、河野氏が170票となりました。

 一方、敗れた野田聖子氏の地元・岐阜では、午後から事務所に支援者9人が集まり、テレビの開票番組を見届けました。

 「聖子ちゃーん!」
 (支援者)

 岐阜県の党員・党友票は、野田氏が全体の3分の1を超える1万票近くを固め、トップに。(河野氏がおよそ8500票、岸田氏がおよそ5400票、高市早苗氏がおよそ3300票)。

 地元では期待も高まりましたが…
 結果は4位。

 「仕方ないです」
 「初めて総裁選に出て、全国的に知名度が上がったのでは?」
 (支援者) 
 
 落胆が広がる一方、初めて総裁選出馬にこぎつけ、確かな手応えも実感する地元の支援者。

 敗因については…
 「地元の票が、もう少しとれたらよかった。前回の知事選のときに自民党が2つに割れたことも影響した」
 (野田聖子後援会連合会 村瀬恒治会長)

 ことしの岐阜県知事選で、自民党が分裂した「しこり」が影響したという見方も…

 「野田議員が一度も地元に来ないこともあったので、残念だった。後援会としては、もう一度初心に戻りたい」
(野田聖子後援会連合会 村瀬恒治会長)
 
 新総裁の誕生に名古屋の街の人は…
 
 「岸田さんになったんですか?河野さんになるかと思った」
 (22歳 大学生)

 「予想通りかな。岸田さんのイメージは非常に紳士」
 (60代 派遣社員)
 
 「妥当な線かな。外交を長くやっていたので、対外(政策)がどうなるか」
 (50代 観光業)

 新総裁への期待で最も多かったのがコロナ対策です。

 「観光業は先行き不透明なのですくってもらいたい」
 (50代 観光業)

 「(ワクチン)は3回目が必要なのか。どういう人に必要なのか検討してほしい」
 (60代 派遣社員)
 
 「コロナをちゃんと終わらせてください。貧困な国民に向き合って」
 (20代 無職)

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