【大山文兄のV1ウオッチ♯25】 フィリップ国王夫妻が空軍機で来日

10日午前、ベルギーのフィリップ国王とマチルド王妃が国賓として特別機で来日しました。フィリップ国王殿下の来日は、国王としては初めてとなります。11日に天皇陛下と会見するほか、宮中晩さん会が催されます。12日には安倍晋三首相とも会談。今年が日本とベルギーの国交１５０周年にあたることから２国間関係の強化を確認します。

　秋です。実りの秋、食欲の秋、読書の秋…様々な秋がありますが、航空ファンにとっては航空祭の秋、そしてＶ１ウオッチャーには要人来日の続く〝来日の秋〟を迎えます。今回来日したフィリップ・ベルギー国王を皮切りに、大物としては10月下旬にフィリピンのドゥテルテ大統領。11月には韓国の朴槿恵大統領が２０１３年２月の大統領就任後、初となる来日。そして12月には年末を飾るビッグイベント、日露首脳会談が安倍首相の故郷、山口県長門市で行われ、大統領専用機のイリューシンが来日するなど話題は尽きません。

　そんな〝来日の秋〟は、私にとって悩みの秋でもあります。現在の仕事は撮影よりも新聞製作のデスク業務がメインとなっており、カメラマンの手配やら雑務で手一杯。さらに泊り明け勤務が月に何度もあるため、来日の日程と重なってしまうこともしばしばです。勤務のダイヤが完成する以前に、何とか来日情報を入手しようと努力しておりますが、発表は直前や来日前日であることも珍しくありません。10日は泊まり勤務のため撮影を諦めていたのですが、到着時間が８時と発表され、出社前の撮影が可能となりました。