気候変動対策について話し合う国連の会議COP26は、成果文書の採択に向けて大詰めを迎えています。

 成果文書の最新の案では、焦点の一つだった化石燃料の扱いについて、「温室効果ガスの排出削減措置が取られていない石炭火力発電」と、「化石燃料への非効率的な補助金」とを段階的に廃止する「努力を」加速させるよう呼び掛けるとなっていて、この部分はいわば“努力目標”に後退しました。その上で、エネルギー体制の「移行についての支援の必要性」が記され、化石燃料に依存する途上国に配慮した形です。

 気候変動による損害を緩和するため、途上国に資金を提供する仕組みについては、対話の枠組みを設立すると記されるに留まっています。

 これらの点には不満も出そうですが、議長は、現地時間13日中の採択を目指すと明言しています。(14日00:09)

WACOCA: People, Life, Style.