松田瑞生, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3726224 / CC BY SA 3.0
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松田 瑞生(まつだ みずき、1995年5月31日 – )は、日本の陸上競技選手で、専門種目は中距離走・長距離走・マラソン。
ダイハツ工業に所属。
第101回日本陸上選手権女子10000m優勝、第37回・第39回大阪国際女子マラソン各優勝。
その鍛え抜かれた腹筋から「なにわの腹筋女王」と呼ばれている。
大阪市出身。
大阪市立遠里小野小学校・大阪市立大和川中学校・大阪薫英女学院高校卒業 大阪薫英女学院高校時代に3年連続で全国高校駅伝に出場した。
1年次には2区を担当し、15位で襷を受けたが4人を抜き、区間10位だった。
この時の区間賞は横江里沙(須磨学園)であり、同学年の関根花観(仙台育英)にも及ばなかった。
2年次にも2区を担当。
1区・大森菜月からトップと4秒差の2位と好位置で襷を受けるとトップに立ち、2位に11秒差をつけて3区に襷を繋ぐ好走で、前年敗れた横江らを抑えて区間賞を獲得した。
チームは総合5位だった。
3年次はエース区間の1区を担当したが由水沙季(筑紫女学園)が2年連続区間賞を獲得し、トップと8秒差、区間3位の関根(豊川、チーム優勝)と6秒差の9位に終わった。
ダイハツに所属後、10000mに注力していたが、2018年1月(22歳)の第37回大阪国際女子マラソンで、フルマラソンにデビュー。
20km給水所でスペシャルドリンクを取り損ねた安藤友香に自らのドリンクを手渡し、そのスポーツマンシップの素晴らしさが話題となった。
25Km付近では大阪薫英女学院高の1年後輩でもあった前田穂南(天満屋)がペースメーカーの前に飛び出したが、26kmから松田瑞生もペースメーカーの前に出て追い掛け距離を詰めていき31Km付近で逆転した。
結果2時間22分44秒という好タイムで、いきなり初マラソンで初優勝するとともに、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC・2020年東京オリンピック女子マラソン日本代表選考レース)への出場権も獲得した。
2018年9月のベルリンマラソンで2度目のフルマラソンに挑戦。
レース序盤から5Km毎のラップを16分台後半と積極的に飛ばし、中間点は1時間10分59秒で通過直後に前田穂南に追いつかれるも、その後巻き返して2時間22分23秒と自身のベストタイムを21秒更新と同時にダイハツ記録を更新して、日本女子トップの5位に入った。
しかしゴール後の松田は「最低でも21分台を狙っていたので、まだ実力不足。日本とは雰囲気が違った。来年のMGCで必ず優勝できるように頑張りたい」と悔し涙を浮かべた。
大阪国際女子マラソンでの功績が認められ、2018年に活躍した競技者や競技を通じて社会に貢献した選手に贈られる日本陸連アスレティック・アワード2018で新人賞を獲得した。
2019年9月15日開催のMGC・女子マラソン本番に出場。
スタート直後からハイペースで飛ばす一山麻緒(ワコール)らの先頭集団に、序盤の1Km過ぎで早々遅れ始めたが、10Km手前で先頭集団へ追いつく。
だが14Km付近で再び集団から脱落し、6位に後退。
その後は23Km地点で安藤友香、24Km地点で福士加代子のワコール勢二人を追い越して4位に浮上する。
しかし結果は、3位の小原怜(天満屋)に45秒差で届かず、4位に終わり東京五輪内定選出は果たせなかった(優勝した天満屋の前田穂南と、2位の日本郵政グループの鈴木亜由子の二人が東京五輪即内定となる)。
MGCファイナルチャレンジ第2弾となる、2020年1月26日の第39回大阪国際女子マラソンへエントリー。
号砲から5Km毎に16分30秒台と高速ペースで走行する、今回ペースメーカー役を務めた新谷仁美らの先頭集団へ積極果敢についていった。
12Km地点で谷本観月(天満屋)、17Km過ぎで小原怜、20Km付近で福士加代子が次々と後退する中、日本女子は松田一人のみ優勝争いに加わる展開に。
24Km過ぎで松田とミミ・ベレテ(バーレーン)の二人が、集団から抜け出してデッドヒートと成ったが、31Km付近で松田がロングスパートを仕掛けベレテを引き離すと、その後は松田の完全独走状態に。
35Km以降でややペースは落ちたものの、結果マラソン自己ベストを36秒更新する、2時間21分47秒の好記録で2年振り2回目の当大会優勝…
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