台湾で多数の死傷者を出した列車の脱線事故で、鉄道当局は原因について「線路脇の崖にあった工事車両が線路内に滑り落ちて衝突した」との見方を示しました。
台湾東部・花蓮県で2日、特急列車が脱線してトンネル内で大破しました。
列車には約490人が乗っていて、運転士を含む50人が死亡、日本人2人を含む146人が負傷しました。
鉄道当局は原因について、列車が線路脇の崖から線路内に滑り落ちた工事用の作業車と衝突したためで、作業車のサイドブレーキがしっかり掛けられていなかったとの見方を示しました。
警察も作業車の停車措置が不十分だったとみて関係者から事情を聴いています。
蔡英文総統も厳格に調査する考えを示しています。
台湾は2日が先祖の墓参りを行う清明節の連休初日で、列車は大勢の帰省客で満席でした。
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