英ロンドン近郊のウィンザー城内にある聖ジョージ礼拝堂で17日、エリザベス女王の夫フィリップ殿下の葬儀が営まれました。女王にとって、73年間にわたり連れ添った殿下との最後の別れとなりました。
午後3時、葬儀の開始に先立ち、全国で国民が1分間の黙とうをささげました。フィリップ殿下の遺体を納めたひつぎは、殿下自らが設計に関わったランドローバーの特別仕様車で礼拝堂に到着、エリザベス女王は黒の喪服に黒のマスクを着用して着席しました。
新型コロナウイルス感染対策で参列者は30人に制限されましたが、葬儀の様子はテレビ中継され、多数の国民が視聴、参列者は全員マスクを着用し、互いとの距離を取って着席しました。葬儀は50分にわたり続き、殿下のひつぎは永眠場所となる礼拝堂内の王室墓廟に安置されました。
参列者の大半は近親者で、女王夫妻の子どもであるチャールズ皇太子、アン王女、アンドルー王子、エドワード王子の4人に加え、孫のウィリアム王子とヘンリー王子兄弟が出席しました。
王子兄弟が公の場で対面したのは、ヘンリー王子が昨年、妻のメーガン妃と共に米国に移住して以降で初めて、王子2人の仲は、ヘンリー王子の移住や、メーガン妃と共に行った痛烈な王室批判をめぐり険悪となっているとも伝えられています。メーガン妃は現在、第2子を妊娠中で、医師から渡航を控えるよう勧められたため、葬儀は欠席しました。

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