長野県と岐阜県にまたがる乗鞍岳。

日本百名山の1つで、初心者でも登山を楽しめる山として、人気を集めている。

しかし、立ち尽くすスキーヤーたち。
斜面には、雪がずれ動いた跡が残っている。

14日午前、乗鞍岳の中腹で発生した雪崩。

5人が巻き込まれ、うち4人は無事。

しかし男性1人が、心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認された。

救助にあたったスキーヤー「あっという間ですよね。気づいて振り向いたら、全員埋まっていた。救助に向かったところ、5人中、2人くらい(自力で)出ていた。5人中、1人が見つからないということで、いる人たちで捜索を始めた。結局(最後の1人を)助け出したのは、1時間以上たってから」

今回発生した雪崩は、次にご覧いただく映像と同じメカニズムで発生したとみられている。

硬い雪の上に降り積もった新しい層が崩れ滑り落ちていく。

これは、表層雪崩という現象。

長野地方気象台によると、今回も表層雪崩の可能性が高いという。

救助にあたったスキーヤー「足元の雪が動いている感じだった」

現場付近では前の日まで、まとまった雪が降り、さらに気温が上がったため、なだれ注意報が出ていた。

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