福島県の漁連は第一原発の事故以降、続いていた沖合いの漁業の「試験操業」を終えて来月1日から制限を緩和することを正式に決めました。

 福島県の漁連は原発事故から10年が経って生産・流通体制の整備のほか、震災前の漁法も可能になったことなどから、「本格操業」に向けて1日から水揚げや流通の量を段階的に広げていくことを決めました。

 福島県漁連・野崎哲会長:「漁業者が漁業者らしくやっていくためには、まさにスタートだと思います。大勢の方に福島の魚を食べて頂けるように努力していきたいと思います」

 一方、水揚げされた魚介類は安全・安心を確保するため、モニタリング検査を続けるほか、福島第一原発の半径10キロ圏内の漁は自粛されます。
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