秋田県医師会は27日、県の補助事業として取り組んでいるオンライン診療の実証事業について、年内にも5カ所のモデル地区で実施したい方針を明らかにした。

 県医師会は2021年7月から2022年3月まで、県から補助金を受けながらオンライン診療に向けた実証事業にあたっている。

 秋田県内5カ所の医療圏をモデル地区に選定し、在宅医療を中心に年内にもオンライン診療を行う。具体的には5カ所の医療圏内で医療機関1つを選び、その医療機関かかりつけの患者1人を診察するもの。

 そしてオンライン診療の問題点や改善点を洗い出し、将来の全県的なオンライン診療の普及につなげたい考え。

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