新型コロナ感染拡大の影響で、9月の静岡空港の搭乗者数が減少し、半年ぶりに2020年の同じ月を下回りました。
県によりますと、9月の静岡空港の搭乗者数は7704人で、2020年の同じ時期と比べ、約4000人少ない34.6%のマイナスでした。9月は新型コロナ感染拡大に伴う緊急事態宣言が21都道府県に出されたため、多くの国内線が欠航や減便となったほか、国際線も2020年3月から全便欠航が続いています。2021年の搭乗者数は、同じくコロナ禍だった2020年に比べると回復傾向にありましたが、半年ぶりに2020年の同じ月を下回ったことになります。緊急事態宣言が解除されたため、静岡空港では10月31日から始まる冬ダイヤにあわせて、FDAの新千歳線を5年ぶりに復活させるほか、利用促進のための情報発信やキャンペーンを展開していくということです。

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