31日に投開票となる衆議院選挙。20日から争点をシリーズでお伝えしていきます。初日の20日は「コロナ対策」です。
コロナ対策は与野党ともに力を入れているテーマですが、重点の置き方に各党の違いが見られます。
自民党は、飲み薬の普及促進や緊急時の人流抑制など行政権限を強化する法改正を明記しています。
公明党もワクチンや治療薬の国産化支援を打ち出していて、与党としては経済対策との両立を目指す立場です。
また、日本維新の会も大幅な医療体制強化や実効性のある法整備を進めるなど、与党に近いスタンスです。
一方、立憲民主党はすべての入国者を10日以上隔離するなど水際対策の強化を訴え、一層の感染封じ込めを優先する考えです。
共産党も大規模かつ無料のPCR検査や医療・保健所への支援などを掲げ、政府との違いを打ち出しています。
国民民主党は「無料自宅検査」によるセルフケアで家庭内感染防止を訴えています。
れいわ新選組は徹底補償つきステイホームを、社民党は緊急時の臨時病院開設などを掲げています。
NHK党はコロナ対策を公約に含んでいません。
「第6波」に備え、コロナ対策は有権者の関心も高いテーマです。
各党の政策については、その実効性についても厳しく問われることになります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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