急斜面を疾走し、ポール際をすり抜け、100分の1秒を争うアルペンスキー競技。選手たちが味わうスピード感を体験するため、平昌五輪代表の石井智也選手(ゴールドウイン)にカメラを付けてもらい、大回転のコースを滑ってもらった。場所はかもい岳スキー場(歌志内市)のコースで、約750メートル、最大斜度20度。スタートハウスから飛びした石井選手は、徐々に急になる斜面を、カーブしながら加速していく。青と赤のポールが向かってくる様子は、目をつぶってしまうほどの迫力だ。30旗門を石井選手はわずか40秒で駆け抜けた。
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