2回ワクチンを接種しても新型コロナウイルスに感染することが秋田県内でも報告されている。6日、秋田県は3回目のワクチン接種を2021年12月からの接種開始を目指し、準備を進める方針を市町村に示した。

 これは6日に開かれたオンライン会議で、秋田県が明らかにした。3回目のワクチン接種の対象となるのは、2回目のワクチン接種から8カ月以上経った人。3回目の接種の開始時期は、2020年3月から4月に2回目の接種が完了した医療従事者などは、12月から。2021年5月に接種が完了した高齢者などは、2022年1月からの接種開始を想定しているという。

 3回目の接種に使われるワクチンの発送は、11月15日の週と22日の週となる見通しで、その次の発送は2022年1月か2月になると見込まれている。

 会議では、これまでのワクチン接種でワクチン供給の遅れによる接種スケジュールの変更などが課題として挙げられた。

 佐竹知事は、なるべく早い情報の提供と具体的なワクチン接種の方針が示されるよう国に強く働きかけるとしている。

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