愛知県・大村知事のリコール運動をめぐり、署名を偽造した罪に問われている広告会社の元社長が初公判で起訴内容を認めました。
起訴状によりますと、名古屋市の広告関連会社の元社長・山口彬被告(38)は、リコール団体の事務局長・田中孝博被告(60)らとともに去年10月、佐賀市内でアルバイトを使って名簿を書き写し、71人分の署名を偽造した地方自治法違反の罪に問われています。
きょう名古屋地裁で開かれた初公判で、山口被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。続く冒頭陳述で、検察側は、山口被告は田中被告に「代筆だめですよね」と聞いたが、田中被告に「ばれない」と言われ、犯行に及んだことを指摘しました。
一方、同じ罪に問われている事務局長の田中被告は、先月の初公判で認否を留保しています。(05日14:28)
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